塗装ブースの導入事例を、自動車製造業に絞ってピックアップしました。導入した際の工夫や効率アップのための施策などをご紹介しています。
バスなどの大型車両の補修用に導入された塗装ブース。上下一様流プッシュプル換気装置を採用しています。
塗装に必要な明るさに合わせたLED器具も、塗装効率の向上に寄与しています。
輸入車専門の板金塗装工場に、塗装ブースを導入した事例です。
VOCが排出されず環境に優しいという観点から、水性塗料を採用しているため、水性塗料対応の塗装ブースとなっています。
自動車やバイクの板金塗装を手がける会社での導入事例。
設置したブースは排気能力が強力で、ブース内にミストを滞留させません。ホコリ防止のためにブース内に水をまくことがありますが、水道の蛇口があらかじめ付けてあったり、耐水性の高いエポキシ塗料で床面を塗装してあるところなど、現場のニーズに合ったブースとなっています。
このサイトでは、塗装ブースを設計・施工しているメーカーをピックアップし、各社の製品や会社の特徴・強みなどをまとめています。乾式・湿式塗装ブースについてそれぞれ製品をご紹介しているほか、自動車・電車・航空機など対応できる業種もリサーチ。塗装ブースメーカー選びにお役立てください。
各業界や部品に対応する
中小工場におすすめな
塗装ブースメーカー3選
自動車業界の塗装工程では、大量の有毒ガスや塗料ミストが発生します。ブースがなくては周囲の空気を汚染してしまうし、密室で塗装をすると作業者が有害物質を吸引することになってしまいます。また労働安全衛生法でも塗装ブースの設置について定められており、塗装ブースの設置は避けて通れないものとなっているのです。
オーバースペックにならずコストを抑えて塗装ブースを導入できるよう、ラインナップが豊富だったり、オーダーメイド対応をしている塗装ブースメーカーを厳選。その中から、導入後も満足できるよう、各業界・部品別におすすめの塗装ブースメーカーを紹介します。
■選定基準:2024年2月16日にGoogleにて「塗装ブース メーカー」と検索した際に表示される塗装ブースメーカーを22社調査しました。その中でも、塗装ブースの商品の種類を10種類以上揃えるか、あるいはオーダーメイド生産と公式HP記載されていた会社の中で、下記の基準でピックアップしました。
・パーカーエンジニアリング…公式HP上で、塗装ブースを自動車業界に導入した事例の掲載が最も多い。
・ANDEX…公式HP上で、航空機や鉄道の大型塗装ブースを導入した事例の掲載が最も多い。
・吉田工業…公式HP上で、農機具などの小物の塗装ブースを導入した事例の掲載が最も多い。
※2024年2月編集チーム調べ